2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ塾は2階が多いのか

学習塾のテナントは2階以上にあることが比較的多いです。それは一階のテナントを借りるほどのメリットが感じられないからです。 まず1階のテナントを借りるメリットについて考えてみたいと思います。1階のテナントというのは道路に面しているということで人…

ポリシーを50%以上確保する

どういう活動するかは、ポリシーを基準にして決めるというお話です。仕事にしろボランティア、その他の社会貢献活動など、その活動をするには何かモチベーションがあります。 何をでその活動するかということです。その活動する時のモチベーションは一つだけ…

生徒の「わかった」を信じる

若い頃に時間講師で教えていた塾の研修で言われたことばがあります。それは何かと言うと、生徒にわかった?と聞いて「わかった」と答えるのを信じてはいけないということです。 これはどういうことかというと、わかったつもりになるのをなくしていきたいとい…

勉強の楽しさとテストの楽しさは別物

勉強というのは勉強すること自体が楽しいものです。それとは別に、問題が解けたり成績が良かったりする楽しみがプラスされているのだと思います。 学ぶ楽しさというのは、何か新しいことを知るという楽しさでもあります。例えば数学でいえば数の世界の広さを…

口から出るニーズを翻訳する

顧客の口からでるニーズをそのまま言葉通りに解釈するのではなく、それを翻訳して本当にもとめているものに変換する必要があると考えています。 顧客は課題感を漠然と抱いていて、ソリューションがわからないからこそ課題感を持っているからです。ヘンリーフ…

今できることがたくさんある

どんなに派手に活躍されている方でも、発言や行動を見ると決して楽をしたりズルをしているわけではないのがわかります。いわゆる「何やっても成功しただろうな」という人物です。 将来の目標や夢は持ってもいいのですが、それよりも大事なのは今できる小さな…

家の顔、外の顔

親と子の関係においては適切な距離を保つことが重要になってきます。現代の家庭の捉え方では、家庭が社会から隔離された非常に小さな社会になり親子の距離があまりにも近くなりすぎるというような問題も指摘されています。 子供でも大人でも家の顔と外の顔が…

楽しく生きたければ寝ろ

睡眠はしっかり取った方が良いというのは、誰しも頭では理解していることです。 著名なリーダーたちも口を揃えて睡眠時間を確保することの重要さを主張しています。 しかし普段の忙しさに流されて実行するのはなかなか難しいものです。私もその一人です。 最…

賞罰は無い方がいい

ルールや法律なしに成立している世界は、人の心だけで成立しているということです。それはレベルの高い洗練されたものである可能性が高いと考えています。 良いことをすれば報酬を与えて悪いことした時には罰を与えるという賞罰を基準に行動が決める仕組みが…

壊れるものに慣れる

普段便利なものを使いすぎて、何かが壊れるという感覚が薄れてきてしまっているのではないかと考えることがあります。 そういう意味でも壊れやすいもの、例えば天然素材のものを選ぶということが重要だと考えています。フローリングであったり机であったりそ…

手に触れるものにこだわる

塾のインテリアや内装において、手に触れるものにはしっかりこだわりたいと思っています。 もっと広く言うと、感覚的なもの、たとえば匂いとか近くに触れるようなものにはしっかり注意を払ったものを使いたいと思っています。 勉強するためのデスク、チェア…

夢はなくてもいい、ない方がいい

夢を持っている他の誰かをサポートするのは素晴らしいことです。よく夢や目標を持つようにと言われるわけですが、実際はそんなことはありません。 自分自身が夢を持つのではなく、夢を持っている人をサポートするというのは非常に世の中にとって重要なことで…

調子良かった日の翌日

調子よく仕事を進められたその次の日が憂鬱になるということがよくあります。前日うまくいった分、今日は前日ほどうまくできないんじゃないかと気が重くなります。 コーディングしたり企画を考えたり、ワクワクする仕事をしているほどよくあるのですが、その…

常設会場のメリットデメリット

学習塾のような教室やスポーツ団体が、はじめは公民館のような場所を借りてスタートすることがあります。 いきなりテナントを借りるよりも、はじめのうちは公民館や公共の施設を借りていた方が効率的です。 メリットは収入が安定しない初期段階の費用を安く…

「やりたい」ではなく「やるべき」こと

「やりたいこと」はレベルアップして「やるべきこと」に変わっていくというお話です。 やりたいことをやる、という方向性は良いのですがやりたいことをやるという言葉自体に若干の違和感を覚えます。 一つは「やりたい」というのはまだ実行していないという…

良いものを選ぶのをやめる

何かを「選ぶ」ということが当たり前で、良いことのように考えられがちですが、それに慣れてしまうことによって少し失うものもあるのかなと思っています。何かを選ぶというのを少し減らして、選ばないライフスタイルにしていきたいなと考えている所です 選ば…

伝われ、と念ずる

思っているだけでは通じないとよく言われます。そういった発想もあってか、表現の技術、文章術、スピーチ術などの本がたくさん出版されるなど情報が氾濫しています。しかしテクニックを学べば学ぶほど、大切なのは自分の思いとかポリシーみたいなところだと…

教科書なしで教えられること

教育とは何なのか、何を実行したら教育なのかということが根底から揺らいでいます。 一つの思考実験として、もし教科書が使えないとしたら何を生徒たちに教えることができるだろうかと考えてみるといいかもしれません。教科書に載っていない、自分の頭の中に…

字が下手なほど万年筆が活きる

万年筆は比較的高価であるにも関わらず愛好家が非常に多いものです。なんでこんなに多くの人の心を魅了するのか不思議に思っていました。 最近は少し万年筆の情報に触れることが多くなってきて、その魅力が少しずつわかってきました。その一つは、字が下手で…

手書きの良さは思考と感覚の濃さ

普段と打って変わって、今日は手書きで文章を書いています。最近はお気に入りの原稿用紙を見つけたので手書きも楽しく感じています。特に、安めの万年筆を使って書くのが非常に良い感じなのです。 万年筆を使うと文字に濃淡がつき見た目が楽しいからです。あ…

物はいつか壊れる

最近は物について考えています。物はいつか必ず壊れるというそこを基準に考えていくといいのかなと思っています。 いつか壊れるのであれば最初から壊れる予感がするものを買うという方法があります。どういうことかというと、天然素材をできるだけ選ぶという…

道具もシングルタスクに

シングルタスクで作業を進めるように心がけていますが、物もシングルタスクさせることを考えています。一つの道具の役割を一つにするということです。 一番顕著なのがスマホです。スマホは電話機能と、アプリ機能と、テザリング機能と、オーディオ機能という…

雇用は経営者のミッション

同じものでも見方によってだいぶ違ったように見えることがあります。 人を雇うことについて、経済的な合理性に基づいて考える視点があります。つまり人件費という投資をすることによって、売り上げを高めて利益を生み出していくという考え方です。 その考え…

デザインはハサミ打ちで

われわれノンデザイナーがグラフィックデザインをするときには、迷うことがたくさんあります。そのすべての細かいテクニックを身に付けるのはなかなか難しいものです。 ですから細かいテクニックを覚えていくのではなく、様々な場面で使える根本原理を抑える…

後発者メリット

YouTubeだとか音声の様々なサービスとか、何かいいプラットフォームを見つけたら真っ先に先行者メリットを狙って手をつけるというのも一つの考え方です。 その一方で、後発者メリットっていうのもあるので必ずしも先に行くのが効果的とは限りません。 後発者…

道具を選ばない練習

日常生活で不便を感じることはよくあります。それに対して2つのアプローチがあります。1つは便利なものを探していくもの、もう一つは不便なことにも慣れてしまうというアプローチです。 便利なものを探す方がまず先に頭に浮かぶと思います。 たとえばスマホ…