2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不公平感はコミュニケーション不足から生まれる

人にはそれぞれ一対一の対応の仕方があるので、良い意味で人によって態度を変えることも必要です。コーチングの言葉ではペーシングとも言います。 誰かだけがひいきされているというような不満が出る時は、それまでのコミュニケーションにどこかすれ違いがあ…

考えすぎる時は感覚的になれることをする

知らず知らずのうちに頭の中で考えることばかりに偏りすぎて、脳が良くない状態になっているのではないかと感じることがあります。 そういった時のリフレッシュとして瞑想や散歩もいいですが、最近はサウナが気に入っています。思考や観念的なことから離れて…

厳しいとかゆるいとかいう基準に意味があるのか

今の時代は何でもゆるすぎるという主張する方が一定数いらっしゃいますし、私もそう批判される側にいるのですがいつもスルーしてしまいます。少し考えてみるとこの論点の重要性がわからないという感覚があります。 厳しくどうしているのかが重要です。単に厳…

子どもはいい大人を目指してはいない

大人と子どもの関係は看守と囚人のようなものだというたとえがすごく納得しました。いろいろな面で看守と囚人という関係に似ているのですが、特に、囚人はいい看守になりたいと思ってはいないという点がとてもわかりやすいと思いました。 囚人は監獄にいる間…

年収1000万より寄付を100万する方がかっこいい

収入や貯蓄には上限を設けた方が精神的にラクに生きられるような気がしています。お金のことを考える手間が減って、いわゆるお金から自由になるということです。 上限を設定したとしても、本当にその上限ギリギリの収入だと若干の不安定さが残ります。たとえ…

「伝統的」は良いことか悪いことか

「時代遅れ」というのは明らかに否定的な意味がありますが、「古い」とか「伝統的」という言葉はそれだけだとニュートラルな言葉です。 伝統的だから良いのか、伝統的だから悪いのか、両方の場合があるという意識を忘れないようにしたいと思います。 伝統的…

最初に20時間やってみる

新しいことを始める時、本や動画を見たり先生に教わったりするよりも、何もわからなくていいのでとにかく20時間くらいやってみるのが一番効率がよいのではないかと思います。 プログラミングを学びたい、ピアノを始めてみたいなど新しいことに挑戦するのは楽…

最初に20時間やってみる

新しいことを始める時、本や動画を見たり先生に教わったりするよりも、何もわからなくていいのでとにかく20時間くらいやってみるのが一番効率がよいのではないかと思います。 プログラミングを学びたい、ピアノを始めてみたいなど新しいことに挑戦するのは楽…

「自分がもうひとりいたらいいのに」という罠

ビジネスにおいてもその他の活動においても「自分がやらなきゃ」という使命感が時として本来の目的の邪魔をすることがあります。 特に誰かに仕事を頼んだ時に「自分ならこうするのに」「ここが違う」というような点が重なるとやはり自分がやらなきゃだめだと…

忘れそうなものは忘れさせておく

スマホとある程度距離を置くようになったのに伴って、浮かんだアイディアをすぐメモしたり、わからないことをすぐ検索するというようなことが少なくなりました。覚えておく必要がないという感覚です。 なぜそういう考えにいたったかというと、注意散漫の元に…

親の見る世界と子どもの見る世界は別物

ぼくはかつてパグを飼っていました。「待て」といえばきっちり待てるかわいい犬でした。 ぼくたち人間にとっての「待て」と犬にとっての「待て」の意味は同じなのでしょうか。実は隠れた前提として、飼い主がいる時に、という前提があるのだと思います。「待…

あいさつは加点方式でいいのかも

あいさつをするべきか、しなくてもいいかという論争があります。これはぼくは加点方式で考えればいいのではないかと思います。 つまりあいさつしない人を何もないゼロ状態でまぁまぁいいとして、あいさつができる人は確実にポイントがプラスされるよね、とい…

スマホ時代の感覚遮断

人を効果的に洗脳する手法として、感覚遮断というものがあります。 密室に監禁するなどの方法で感覚を遮断すると、暗示が効きやすくなるというものです。人間は何もない場所に居続けるとだんだん飽きてきて、刺激を求めて知識や概念の吸収が捗るという理屈で…

してあげる教育から見る聞く教育へ

生徒は仲間集団から学ぶというのが科学的に示されているとしたら、大人が何かしてあげるというこれまでの教育法を少し方向転換する理由付けにもなりそうです。 してあげるより見ること、話すことよりも聞くことにフォーカスした教育に変えていけたらいいなと…

親が必要なのは4歳まで、教える必要があるのは8歳まで

『子育ての大誤解』では親や大人の影響力の少なさを暴露して、その代わりに仲間集団から多くのことを学ぶということを指摘しています。 この本は科学的な分析から成り立っているものの、根底にあるのは子育てをする親を応援するという立場です。親には影響力…

圧力をかける側の孤独

失敗したから罰を与えるとか、成績が悪いから宿題を増やすというような圧力を使って人と関わるのは建設的とは言えません。圧力ではなく、対話が必要です。 その一方で、圧力を使おうとする人は悪で、排除するべきかというとそれも違うんじゃないかとぼくは思…

お金ではなく価値を稼ぐこと

よりよい生活をする手段の一つとしてお金を稼ぐというのが形骸化すると、お金を稼ぐこと自体が目的になってしまうことがあります。 価値はいったん貨幣に換算できるという前提で、お金を稼いでいるということは何かしら役に立っていると考えることができます…

お金を払うことでも人の役に立てる

なぜお金持ちは寄付をしたがるのかよく理解できなかったのですが、なんとなく感覚的にわかってきたような気がします。 彼らは決して計算高く寄付をしているのではなく、純粋に人の役に立って世の中とつながりたいと思っているのではないかと考えています。 …

不合理を受け入れることが合理的

慣れはおそろしいもので、塾の教室のとなりにコンビニがあってすごく便利なはずなのに、いつからか階段を降りるのすら面倒になってきています。 不便なものを便利にするよりも、不便なものを受け入れる心をトレーニングする方がいいのかもしれないと思いまし…

公平さで価値観が固定化される

何かの基準で公平であるということは、その基準に重要な意味があるという価値観を持たされることになります。 たとえばペーパーテストの問題を公平に作るということは、暗黙のうちに「マルバツで答えられる問題をできるだけ多く答えられることが良いことだ」…

役に立ちたいと仕事をしたいを一致させる

子育中のママさんや子どもがいなくても専業主婦の方、仕事をしていないおばあちゃん世代の方の中には、何らかの形で人の役に立ちたいと思っている人はたくさんいるということ、改めて実感する機会がありました。 産前・産後のケアをサポートしたり託児や育児…

苦しいことと効率の良いことは切り分ける

学校の先生や塾の先生、親から「気合を入れろ」とか「やる気が見られない」とか言われて反発している生徒もいると思います。正しいことだからこそムッとする面もあるわけですが、大人の言うことが本当に正確な指摘なのか、ちょっと疑ってみましょう。 視野を…

大学は学部からではなく大学名で選ぶ

高校生が志望大学を選ぶ時、自分のやりたいことから逆算して将来役に立ちそうな学部を決め、行きたい学部がある大学を絞っていくという方法が一般的になっています。常識的にはその方が良さそうに思えますよね。 しかし、学部に関係なく大学名で選ぶという方…

なぜ情報をオープンにするのか

特定の地域にいる人や、有料サービスに入っている人しか情報を得られないという閉鎖的な状況を、情報のオープン化によって改善していきたいと思っています。つまり、オープンにすると喜んでくれる人がたくさんいるということですね。 ブログなどネットで伝え…

学習としては良いが教育を阻害するもの

EdTech界隈のツールを見るときの視点としては、学習と教育をどれくらいの距離感でとらえているかに注目しています。教育の中の一部に教科学習が含まれていてだいたいの部分では教育と学習は共通するところが多いです。しかしごく一部には学習にとっては良い…

受験は「受かる」ではなく「ご縁をいただく」

受験に慣れた都市部の保護者の方は、合格することを「ご縁をいただいた」と表現することがあります。キレイな言葉遣いですし、心構えとしてもしなやかでとても感じのいいものだと思います。 ハチマキをして「絶対合格するぞ」と叫んでいた時代もあったかもし…

想像力を奪うことは行動力を奪うこと

行動は想像することからはじまります。歩くことでさえ、意識して「歩こう」と思わなければ歩けませんよね。知らないうちに歩いていた、なんてことはないわけです。 何かを強制したり、選択権を与えない関わり方をすると相手は想像することを諦めます。想像が…