圧力をかける側の孤独

失敗したから罰を与えるとか、成績が悪いから宿題を増やすというような圧力を使って人と関わるのは建設的とは言えません。圧力ではなく、対話が必要です。

その一方で、圧力を使おうとする人は悪で、排除するべきかというとそれも違うんじゃないかとぼくは思います。それこそ圧力に対して圧力で解決しようとすることは不毛なことです。

圧力で対応しようとするような人たちは合理的な戦術として圧力を使っているわけではないような気がしています。理想と現実のギャップや、やり場のない感情が溢れ出た結果の態度なのではないかと思います。もっと具体的にいうと、話を聞いて欲しいという気持ちの表れにも見えます。

攻撃的な態度を取る人の中にも孤独があって、その部分を解消しない限り根本的に解決しないのではないかと思います。

圧力をかける態度を取る人に対して、傾聴し説得するという方法論の方が現状を改善できるのではないでしょうか。