楽しく生きることは楽じゃない

今日のお話は楽しく生きるこれを目標にしようという話です。
少し硬い言葉で言うと、幸福度を上げるということになります。
ただ幸福度という言葉は口に出しづらい言葉でもあるので、もうちょっと平たい言葉で「楽しく生きる」と言ったほうが親しみやすいんじゃないかと思っています。

幸福に生きるというのは我々が生きていく上での最終目的です。
そういう意味で楽しく生きるというのはかなり重要な人生の目標だと思っています。

経済的な豊かさでは人間の幸福というのは測れず、それとは別に人間としての豊かさがあるんだというような流れが世界的にもあります。

そして楽しく生きるというのは非常に難しいことです。
なぜ難しいかというと、我々の中にも心の中にも楽しくやることへの恐怖みたいなものがあるからです。
楽しくやってはいけないんじゃないか、という恐怖があります。

それはどこから来るのかと考えると、楽しいイコール怠けているみたいな発想があるからです。
そういう理由もあって楽しく生きるというシンプルな目標は実は難しいものです。

別の意味での難しさは、楽しさが人によって違うとういことも挙げられます。
例えば大学に合格するとか収入を増やすといった明確なことであれば分かりやすいんですが、どうやったら楽しいかというのは主観的なもので、なかなか定義することが難しいものです。
明確な基準がないからこそ、楽しく生きることは難しいということも言えます。

そして周りを見てみても、楽しく生きられている人はあまり多くないようです。
むしろほとんどいないんじゃないかと思うぐらいにこの目標は難しいのです。

ではどういう方法で楽しく生きていけばいいのかという話になりますが、いろんな工夫をしていく必要があります。
例えば根本的なことでいうと睡眠や食事であったりフィジカルの面での工夫も必要です。

休息を取るテクニックも非常に重要で、休息を取るからやる気が出て楽しく活動できるものですので、睡眠とか休息も非常に重要なことだと思います。

それに加えて、精神面でいうとものの見方が非常に重要です。
これが楽しく生きるられるかに大きく関連してくると思います。
認知が歪んでいると世界がすべてつまらなく見えます。
その見方を変えていくことで、同じものを見ても楽しく感じられるたりそうでなかったりします。

ですからものの見方や自分の心と向き合うことが大切だと思っています。 その他に楽しく生きるのを邪魔しているものは例えば完璧主義などの思考のクセとか認知の歪みです。
こういうものをなくしていくというのも楽しく生きるための工夫のひとつだと思っています。

ということで、今日のお話は楽しく生きるということは一生の目標であって全力を注ぐべきだというお話でした。
ぜひ楽しく生きる、ということについて考えてみてください。