全員をえこひいきする

今日は全員をえこひいきするという話です。
どういうことかというと、人との接し方においてすべての人を特別扱いするという気持ちで接するということです。

一人だけえこひいきするとちょっと問題が起きます。
周りから不公平だというような声が上がるということがよくあることですよね。
それに対してみんなに同じ対応するというのがあります。

ただここで考えなければいけないのは、同じ対応することが本当の解決策になっているかということです。
不公平だと不満をいう人はその不公平な構造が嫌なわけではなくて、自分も認めてもらいたいのに認めてもらえないという不満を持っている可能性が大きいです。

その不満に思っている気持ちを満足させてあげることが本当に必要な事だと思っています。
理想としては不満を言う人もきっちり認めてあげるということだと思います。
考え方としては、人間はそれぞれ違うので、それぞれの人に違う対応をしていくことを目指していくといいんじゃないかと思っています。

ですからみんな同じ対応するのではなくて、それぞれ違ってもいいんじゃないかと考えています。
これはあくまでも理想論なのかもしれませんが、目指すべき目標や理想としてはこういう目標を持っててもいいんじゃないかなと思っています。

関わり方としては全員をえこひいきするんだというような理想を持っていたいと思います。

その対応の例としては、例えば口数が少ない人がいたとします。
そういう人に対して公平にしたいからといってたくさん話しかけるということはその相手にするとちょっとうるさいなと思われてるかもしれません。
人によってどれぐらい話したいかとかどういう関係になりたいかというのはバラバラなので、無口な人はあんまり話しかけないでほしいと思っているかもしれません。

そういう時に無理やり会話の量を増やすことが、本当に解決になるのかということです。
そうではなくて無口な人はそのペースに合わせた関わり方をしていくき、いっぱいしゃべりたい人にはいっぱい話しかけていくというような形で、別の対応をしてもよいのです。

教育に関連していうと、学校の公立の教員は地方公務員でいらっしゃいますけれど、地方公務員の心構えとして全体の奉仕者というものがあります。
曖昧な表現ではありますけれども何となく雰囲気としては、みんなに同じ対応すればいいというような考えでとらえられてるようなものがあるかなと思っています。

これは先ほど言ったように、みんな同じに対応するのが本当に全体にとって良いことなのかという疑問に関連します。
個別にバラバラの対応していくということが本当の解決策ではないかと思っています。

感情としてもそれぞれ違った対応してもらった方がうれしいものです。
ですからそういう意味でも本当に全体のことを思うのであれば、全員をえこひいきするという対応の方がいいんじゃないかなと考えています。

ということで今日は全員をえこひいきするというお話でした。この考え方についてどう思うか、ぜひ考えてみてください。