不完全を受け入れること

どんなものにも完成はなく、完全なものとしてとらえずに不完全なものとして受け入れることが大切だと思っています。

欠けたものは記憶に残る

達成したものよりも未達成のものの方が記憶に残るという、いわゆるツァイガルニク効果と呼ばれるものがあります。不完全なものにネガティブなイメージを持っていると、何かが欠けたものとして自然と記憶に残りやすい性質を持っているようです。

自分

自分の能力、外見に関しても完全であることはありません。完全を目指そうとするのではなく、不完全な今の状態を受け入れることが重要です。

そして不完全な自分を受け入れられないことが、周りの他者の不完全さを受け入れられないことにもつながります。

身近なところ

たとえばチェーンの牛丼屋で自分だけお冷が運ばれてこないなど、小さなことが気になる時があります。

落ち着いて考えれば、お店も完全ではないのです。店員の能力も商品の質もバラバラで当然です。

国家

政府の対応が遅い、不十分だなどという不満もありますが、政府も人の集まりであって万能なわけはないのですから不完全で当然です。

まとめ

人間は知らず知らずのうちに、ものごとを完成品として見てしまうクセがあるようです。

不完全なものは不完全なものとして受け入れることが重要なのではないかと思います。