みんなが喜ぶ不公平を

公平さはそれほど重要なことなのでしょうか。不公平だから不満が出るのではなく、不公平で自分が嫌な思いをするから不満が出るのですから、そこを解消していけばいいのだと思います。

個性を尊重して、相手が喜んでいる時には不公平さは重要なことではなくなります。

一見公平にすることは正義のように感じられますが、公平にすると自由がなくなるという当たり前のことを忘れないようにしたいものです。公平さばかり気にした結果、画一的な関わり方しかできなくなっているという状況はよく見られるものです。

それぞれの存在を承認してあげることができれば、人によって関わり方を変えても問題は起こりにくいものです。むしろその人の特性を踏まえたテーラーメイドの関わり方は、相手の自己重要感を高めることにつながることが多いです。

公平か不公平かという基準ではなく、みんなを承認して喜ばせることができる関わり方ができたらと思います。