あいさつは加点方式でいいのかも

あいさつをするべきか、しなくてもいいかという論争があります。これはぼくは加点方式で考えればいいのではないかと思います。

つまりあいさつしない人を何もないゼロ状態でまぁまぁいいとして、あいさつができる人は確実にポイントがプラスされるよね、という考え方です。

あいさつに加えて、姿勢、敬語などもそういう考え方でいいのではないかと思っています。

たしかに食事・睡眠・姿勢など基本的な生活が整っている人は生き生きとしていますし、逆に人生が辛そうな人がこれらが整っているのは見たことがありません。相関関係はあるはずです。

それでも、減点方式で「あいさつをしない人はダメ」とか「できる人はみんなあいさつができている」というコミュニケーションのとり方はお互いにプラスになりません。相手はますます頑固になり、言い訳で自分の身を守ろうとするだけです。

どこかで「自分は苦労してやっているのにお前はなぜやらないんだ」という、苦労することに精神的に依存する気持ちがあるのかもしれません。

あいさつしなくてもその人とは適切な距離感で接し、あいさつができる人を高く評価するということでいいのではないでしょうか。