最初に20時間やってみる

新しいことを始める時、本や動画を見たり先生に教わったりするよりも、何もわからなくていいのでとにかく20時間くらいやってみるのが一番効率がよいのではないかと思います。

プログラミングを学びたい、ピアノを始めてみたいなど新しいことに挑戦するのは楽しいことですよね。

そこでまず思いつくのは「誰かに教えてもらおう」という考えです。当たり前の流れかもしれません。

でもバンドマンやジャズマンは音楽教室に通っていたんでしょうか。そんな姿は想像できないですよね。だいたい我流でスタートして、後から仲間から刺激を受けて成長していくのだと思います。先生は必ずしも必要ではないんですよね。

教わるというよりも模倣するという姿勢の方が結局は近道な気がしています。

ぼく自身もやってみる前に解説本のようなものを読むのがいい方法だと思っていました。でも実際にやってみるとちょっと事情が違いました。

たしかに、解説されたり教えてもらったりするとその時は納得します。そして実際に自分でやってみると教わった通りにはできません。これは上手にできないという意味ではなく、「これがベストだよ」と教えてもらったはずの方法に納得できないといった方がいいかもしれません。

やがてある程度経験を積んだあとに「あぁ、やっぱりあれがベストな方法だ」と腹落ちするようになります。

つまり 1. 知識だけで納得する 2. 実際には納得できない 3. 本当に納得する という段階を踏んでいくようなんです。

そうであるならば、1.の頭だけで納得する段階を飛ばしていきなり2.からスタートした方が効率が良いのではないかと思っています。

現実的には20時間くらいだと確保しやすいと思います。まずは何も考えず手を動かすことからはじめてみるのがいいのかもしれません。