「やりたい」ではなく「やるべき」こと
「やりたいこと」はレベルアップして「やるべきこと」に変わっていくというお話です。
やりたいことをやる、という方向性は良いのですがやりたいことをやるという言葉自体に若干の違和感を覚えます。
一つは「やりたい」というのはまだ実行していないということです。やりたいと思いつつ実行に移していないということは、そこまでのモチベーションが大きくない、つまりそんなにやりたいことではないのではないかということがあります。本当にやりたいことであればもうすでに手をつけているはずですし、スマホがあれば最初のアクションは起こせるのではないかと思います。
もう一つは、本当にやりたいことは願望ではなく使命感になるということがあります。やりたいことがわかって実行していくうちに、自分はこれをやらなければならないという使命感に駆られるということです。
これは何かにハマったことがある人であれば共感してもらえるのではないかと思います。例えば最初は大して期待していなかったゲームでも、だんだんやっていくうちに夢中になっていくと、「自分はこれをやらなければならない」というふうにやるべきことに変わっていくということです。
ですから、「やりたい」ことのもっと高い水準の「やるべき」ことというミッションを感じることをやっていくべきだと考えています。