調子良かった日の翌日

調子よく仕事を進められたその次の日が憂鬱になるということがよくあります。前日うまくいった分、今日は前日ほどうまくできないんじゃないかと気が重くなります。

コーディングしたり企画を考えたり、ワクワクする仕事をしているほどよくあるのですが、その頻度がまあまあ多いのでどういう風に対策したらいいか考えています。これは勉強のやる気が起きないという問題と似ているところがあります。

どういう風に対策しているかというと、何も考えなくても取り掛かれるきっかけを準備しておくということをしています。気が重い状態でも取り掛かれる小さなきっかけを用意しておくということです。

私の場合は書類をフォルダーに挟んでいるので、「とりあえずフォルダを開く」というアクションを目標にします。頭を使うことは気が重いのですが、フォルダを開くくらい簡単な動作だったらすぐ取りかかれるからです。

それに加えて場所を変えるというのも有効だと思っています。ちょっと憂鬱になりそうだなと思う日はカフェに直行するようにして、少し緊張感のある環境を作ることも効果的です。

事前にこれらの準備をしておけば、後は自分の気持ちを無にするようにこころがけるだけです。

憂鬱の原因は、考えても何も前進しないことを考えているからです。そういう思考をゼロにリセットして、思考せずにできる小さなアクションを設定しておく仕組みを構築します。

無理にやる気を出そうとするのではなく、気持ちをゼロ地点にリセットするということと準備をしっかりしておくというこの二つのセットで進めると比較的うまくいくということになります。そして作業に取りかかり始めたらその後はやっていくうちに勝手に気分が乗ってくるものです。

大切なのは取りかかりの最初の何分何秒だけです。そこが自然にスタートできるようにセッティングしておくということが重要だと考えています。