勉強の楽しさとテストの楽しさは別物

勉強というのは勉強すること自体が楽しいものです。それとは別に、問題が解けたり成績が良かったりする楽しみがプラスされているのだと思います。

学ぶ楽しさというのは、何か新しいことを知るという楽しさでもあります。例えば数学でいえば数の世界の広さを知ることができたり、数式の意味を理解してなるほどと思ったりとかそういった楽しさです。

このような勉強の楽しさは本来ペーパーテストで測ることはできません。ペーパーテストで測ることができることは非常に限られているというのを覚えておく必要があります。

勉強自体に楽しさを感じられない場合にも何とかモチベーションを高めるために、クイズ形式の問題が用意されていると考えることができます。そのクイズをまとめたものがペーパーテストです。

クイズ形式の問題を解くことだけに注目しすぎて、それが勉強だと思われているような風潮があります。そうではなく、勉強して新しいこと知っていくこと自体に楽しさがあり、その楽しさに気づくことができる環境を作るのが学習環境や学習システムであり、楽しさを発見することを一番優先するべきだと考えています