手に触れるものにこだわる

塾のインテリアや内装において、手に触れるものにはしっかりこだわりたいと思っています。

もっと広く言うと、感覚的なもの、たとえば匂いとか近くに触れるようなものにはしっかり注意を払ったものを使いたいと思っています。

勉強するためのデスク、チェアはできるだけ天然素材を使ったものを準備しています。学校でも、自分の机の細かい傷はよく覚えているものです。それくらい身近で目に触れ、手に触れるものですから、デスクやチェアにはこだわりを持つべきだと考えています。

こういった感覚的なものというのは、オンラインの映像を使っては表現できない情報でもあります。ビデオからは木の匂いだとか手触りとかそういったものは伝えることができません。

色々なことがオンライン化、デジタル化されても未だ伝えることができる感覚の種類は限られています。今後どうなるかはわかりませんが、今のところリアルの方がたくさんの感覚を伝えることができます。

それが例えば手で触る触覚とか嗅覚なのだと考えています。ですからデジタル時代になっていくからこそ、アナログ的な手に触れるものにこだわった教室を作っていきたいと考えています。