自由の苦しさ、強制の素晴らしさ

自由はポジティブなこと、強制はネガティブなことという固定化されたイメージがあります。しかしそれぞれにメリット/デメリットがあることを忘れてはいけないと思っています。

自由の苦しさ

他人に指示されてやらされることは嫌ですが、逆に好きなようにやっていいと言われると困ることもあります。

多くの人は自由であるというストレスに耐えることができません。たとえばコンビニでレジ袋が必要になった時に、「サイズは大中小から選べます」と聞かれることが多くなりました。

選べると言われても、どれがどのくらいのサイズなのかわからず、自分が買ったものにはどのサイズがふさわしいのかこっちが教えてもらいたいというのが本音です。

自由を押し付けられるのもまた苦しいのです。

強制の素晴らしさ

誰かに押し付けられると、自分で考える機会を奪われます。しかし考えるのではなく、体を通して学ぶこともあるのです。

いま勉強の方法は理解に偏重しすぎている面もあり、もっと暗記、音読のような体で覚える勉強法を身につけると良いのにと思うこともあります。

強制されることで気楽に身につくものや、10年後の自分のためになるような学びもあります。

考え続ける

いずれにしても、自由や強制という形式に囚われすぎると逆効果のこともあり、常にケースバイケースであることを忘れてはいけないと考えています。