コンプレックスは膨らんだりしぼんだりする

誰にでもコンプレックスはあると言われています。ある人は美しい顔でないことをコンプレックスと考え、またある人は顔だけで判断されることを嫌がりコンプレックスを感じます。何に悩むかは相対的なもので、コントロール可能なものではないかと考えています。

元のコンプレックスの要因そのものは決まったサイズがあります。しかしそれを膨らませるかしぼませるかは自分自身が決めていることです。

本当は理想の自分であるべきなのに、コンプレックスによって邪魔されているという発想は、現実以上に苦しさを膨らませる思考です。コンプレックスの要因が物質的に与える影響よりも、思考の習慣の影響の方が大きいのではないでしょうか。

悩み苦しむくらいならば、コンプレックスを無理に消す必要はありません。ありのままの自分を受け入れることで苦しみを膨らませないような習慣を身につけるのがよいのではないでしょうか。