生と死について考えること
今回の騒動で身を持ってわかったのは、普通に生きてる事は普通じゃないんだなということです。
今までわれわれは、生きていて当たり前で、さらに追加でいかよく生きるかということに注目していたように思います。
学歴をプラスしたり収入をプラスするために努力するのだという視点で物事を見てきました。
ただその感覚はちょっと変化していくのではないかなと思っています。ここ数ヶ月で日常が一気に崩れていき、死について肌の感覚で感じました。
忘れかけていた、「生きているだけで十分だ」ということを思い出させてくれたような気がしています。
今まで考えていたような努力しなければならない、成長しなければならないという「こうでなければならない」という発想は、実はぜいたくなこだわりだったのかもしれません。
努力していなくても、能力が高くなくても、ただ生きているだけで人間は価値があるんだということを思い出すタイミングに来ているのだと思います。
ある意味ではこれは必然的な時代の流れなのかもしれません。