入門書は複数冊読む

新しい分野を勉強するときは、2冊、3冊の入門書をサラッと読むほうが良いと思っています。

いま、地政学というものを少し学んでみたいと思っていて、どの本を読んだらいいか調べています。一冊目は特別な一冊ですが、しかし二冊目もあることを意識して選ぶことも必要なのではないかと考えています。

ある程度知識がある分野の入門書を読むと「これは素晴らしい本だ」と感心することがあります。しかしそれはある程度熟達しているからわかる価値であって、初心者のうちは本当の素晴らしさに気づかないものです。

深く読み込むのはまた後でもいいので、初心者のうちは全体像を外観することが必要です。それは頭で理解するのではなく、肌で感じるという表現がふさわしいものです。

ですから、入門の時は何冊も軽く読むつもりで勉強をスタートすると良いと思います。

これを邪魔するのは、一字一句読まなければならないという完璧主義です。体に覚え込ませるという意味で、入門書は複数冊読むのが良いと考えています。