中高生は引き算で

何かをプラスするのではなく、余計なものをマイナスしていくことも重要です。

赤ちゃんや乳幼児の頃は、言葉を覚えたり新しく何かができるようになったりというようにプラスの方法で能力を身に付けます。

ところがある程度大きくなって中高生ともなると、足し算ではなく引き算でより洗練させていくという意識が必要なのではないかと考えています。

どういうことかというと、既に大人と同じ位の能力は持っていて、そこから要らないものを捨てていく段階にあるということです。

たとえば、受験などヘビーな勉強に取り組むとします。この時に集中力や効率的に処理する能力をプラスするのではなく、勉強の邪魔になるものをマイナスしていくということです。

スマホYouTube見ながら勉強するような余計な行動を排除していくという発想です。

ひきざんというのは、言い換えると自分をコントロールするということでもあります。

何かをプラスすることに注目しがちですが、中高生ともなる足し算をするのではなく今あるものからいらないものを捨てていく引き算への発想の転換をした方が良いのかもしれません。