能力ではなく人間性を評価する
人を能力で評価するようになると、悪い評価ばかりが増えます。ほとんどの人は能力が低いのですから評価できないのは当たり前です。
実際に能力のある人は一握りで、全体の0.01%〜1%くらいなのではないかと思います。
能力で人を判断すること、たとえば仕事が遅いとか忘れ物が多いというような、能力を基準にして判断することは負の悪循環を生みます。
仕事が速い人や忘れ物をしない人がいるからといって、プラスになっているかどうかはわからないものです。もちろん当事者は必死にやっているので良くなっている確信しているかもしれませんが、冷静にみてそういったことが良い影響なのかはわかりません。
人間性という曖昧な言葉を使うのはためらいがありますが、性格とか優しさとか人間的な面白さといった側面を評価していくということでいいのではないでしょうか。
仕事や勉強においても同じです。人には持ち前の能力がある程度決まっていて、それを受け入れながら活動していくのがいいのではないかと思います。