きれいな字を書きたい

自分自身でもできるだけ考えないように避けている、あるいは言い訳をして逃げていることがあります。それは「きれいな文字を書きたい」ということです。

塾の先生はだいたい字が汚い

頭のいい人は字が汚いというような話を引用してしまうくらい、字をきれいに書くというのは多くの人が悩み、また解決できずにいるものなのだと思います。

どうやって字をきれいにしたらいいのかわからないとか、字がきれいに書けるになるまでには非常に時間がかかるんじゃないかと言うような不安もあります。

そういうわけで字をきれいに書くという事はあまり重視されていない、あるいは気持ちとしては重視しているけれども解決する行動にまでは移さないというのが現状だと思います。

これは逆に言うと非常に差をつけられる重要なスキルだと言えます。

映像授業は時間をコントロールできる

そもそも文字を書くというのは非常に時間効率が悪いものです。話すと1分で300文字に対して手書きは1分で50文字しか書けないと言われています。およそ6倍の差があります。

ですからリアルの授業においては書く時間は無駄をなくすためにできるだけ節約したいという性質のものです。その結果、書く時間を短くすることに重心が置かれ、いかに早く可読性のある文字を書くかという方向を目指していました。時間をかけてきれいに文字を書くと言うのは全く論外だったわけです。

ところが映像授業では後から編集できるので書いている間の無駄な時間を圧縮することができます。単純にカットすることも可能ですし、書いている時だけスピードを上げるということも可能です。

そう考えると映像授業で撮影するという前提のもとでは、時間をかけて丁寧に字を書くということも可能になってきます。その意味ではきれいな文字を書くということが授業において非常にプラスになる可能性があります。

きれいな文字を書くというスキルを身に付けたらかなりメリットがあるんじゃないかなと思い、少しずつ練習しています。