人が読める文字数は限られている

人が取り込むことができる文字数には限界があって、可処分所得と同じような考え方でいわば「可読文字数」のようなものが存在していると考えています。

私自身を含め、人は思ったよりも文字を読もうとしません。人が1秒で読めるのは10文字程度だと言われていて、数十文字読んでみて読みたくないと思ったらすぐ読むのをやめてしまいます。スマホで閲覧するのならより早く読むのを止めてしまいます。

文章を書けば書いた分読んでもらえるということは全くなく、むしろ貴重な可読文字数を割いて自分の文章を読んでもらえるというのは贅沢なことなのです。

よくFacebookのプロフィールなどに「面識のない方はメッセージください」などという文字で可読文字数の一部を浪費しているのを見かけますが、これは非常にもったいないという気がします。

プロフィール欄という確実に読んでもらえる、価値の非常に高い場所にはもっと有益なことを書く方が良いのかもしれません。