男子は「点数低い」と人格否定の区別がつかない

中学校のたった一回の定期テストの点数が悪かったということが、人間としての価値が無いということにつながるでしょうか。

そんなわけはありません。しかし、特に男子にとっては「成績が悪い」と言われることは人格そのものを否定されることとほとんど同じように感じられることがあるのです。

勉強をがんばって欲しいという気持ちで点数のことを口にしただけで、人格否定とは全く別の話です。しかし、男子はそういう区別がつかない不器用な生き物なのだと考えてもらった方が良いです。

よく家族や友人関係を顧みず仕事に人生をかけてしまう男性が多いのを見てもよくわかると思います。仕事や勉強に自分自身の存在意義をかけてがんばっていることが多いのです。

がんばって欲しい気持ちや喝を入れるつもりでネガティブな言葉で叱ることは、逆に反発を招いて効果の薄いものになるかもしれません。