勉強界のクックパッドは現れるか

映像授業や学習アプリなどはこれからもさらに独自の進化をしていくでしょうし、それは歓迎されるべきことです。

その一方で少し方向の違う勉強周辺のコンテンツにも可能性を見出しています。

料理でたとえるなら、今の映像授業は調理師を養成する専門学校の授業です。その道のプロを目指すような人が強くコミットして専門知識をインプットするにはうってつけです。

それに対してクックパッドのような普通の人が見て満足するようなサービスもあります。レシピを見たから必ず作るわけではないですし、単に回遊するだけの人も多いでしょう。

それでも多くの人をハッピーにさせるサービスであることに変わりはありません。

プロの料理人になることがすべてではないということです。

勉強においては、成績を上げる、能力を身につけることができるのはほんの一握りの優秀な方だけであって、実際には成績を上げられなかったり何も身につかない人がボリュームゾーンです。

テストで点数が取れることと、学ぶこと自体の楽しさを感じることは別物です。

勉強周辺のジャンルにおいても、クックパッドのような存在がいてもいいのかもしれません。