義務感からの競争はしない

競争がなければ成長しないという意見や、他人と比較することはよくないという意見など、競争の是非が問われることがあります。

やりたければやればいいしやりたくないならやらなければいいのですが、もっと明確な基準でいうと「なければならない」という義務感からの競争ならばやる必要はないと考えています。

自分の成長につながるとか、ワクワクする競争はやってもいいと思いますが、自分自身が楽しめない競争、他人からやらされるような義務感を背負っての競争は得られるものが少ないのではないかと思います。

これがもしオリンピック選手だったらどうでしょうか。もし「期待されているから」「みんなが勝てと言うから」という理由で試合に臨む選手がいたとしたら、「そこまでしてがんばらなくていいよ」と声をかけたくなります。

そうではなく、これまで努力されてきた選手本人のためにこそ勝ってほしいと我々観客は願うものです。

ですから、他人から強制されるような競争には参加する必要はないのではないかと思います。