自走できる能力を蓄えよう

何もない平和な時には短期的な成果を求めがちですが、いざ緊急事態になると一人で自走できる力が重要になってきます。

非常時の今だからこそ、自走できる能力を身につけていくことの重要性を再確認したいものです。

突発的なできごと以外でも、根本的には親は子どもより先に死ぬことが多いですから、自分がいなくなった時に子どもがうまくやっていけるかどうかという基準で教育をとらえるのが良いのではないでしょうか。

そう考えると、自分が手出し口出しをしたり、先回りしていくことは結果的に困ったことになると予想できます。

これは親子だけでなく、大人が子どもに、上司が部下にという関係でも同じことです。

普段から、自分が手を出すことだけではなく相手がどうやって自立・自走していけるようになるかを考えた関わりをしていくことが重要です。

短期的な成果に振り回されることなく、自走できる能力を蓄えていくのが良いのではないでしょうか。