問いに答えるのではなく、共有する

質問されたら答えるのが当たり前ですが、答えるのではなく質問をシェアすることでバトンを渡すということが非常に効果的だと思っています。

問いに答えなければならないという焦りがかえって逆効果になることがあるからです。

たとえばお店で店員さんに「この商品ありますか?」と質問したときに「わかりません」とだけ答えられると困りますよね。商品を探すのが目的なので、他の店員さんにバトンを渡して欲しいんです。

自分が答えられなくても目的を達成するためにどんどんバトンを渡していけばいいんです。

会社やチームでも同じで問いを共有することは非常に効果的です。

チームでは答えを共有することが多く、なかなか問いを共有するということは少ないはずです。

「こういう風にやってくれ」というように答えを共有するのではなく、「どうやったら顧客は満足するか」という問いを共有することによって様々なシナジーが生まれるのではないでしょうか。