採用条件はコミュニケーションが苦手なこと

人手不足はどこでも同じで、塾の先生の採用はますます厳しくなってきています。生徒を集めるより講師を集めることの方が難しいとまで言われています。

そんな背景もありながら、塾のカラーにあった先生を採用するためには大変な努力が必要だと思っています。

一つの試みとして、コミュニケーションが苦手な人を募集しようかという考えがあります。

コミュニケーション能力の高い人を募集するのが普通かもしれませんが、苦手意識があるという時点ですでに相手のことを考えることができているからです。

本当にコミュニケーションを改善すべき人はコミュニケーションを学ぼうとは思いません。自分の一方的な表現が相手にとっても正しいと考えているので「自分は大丈夫」ということで見向きもしません。

「コミュニケーション能力のある人募集」と謳っていても実際には自称得意な人が集まるような気もしています。そうでない層の人たちの方がうちの塾の雰囲気にも合いますしチームとしての多様性も増していいのかなと思っています。