1on1ブームをどうとらえるか

1on1ミーティングという言葉が浸透してきて、導入する企業もますます増えていくでしょう。学校におけるアクティブラーニングと同じで成功する事例と失敗する事例がこれから出てくると思われます。

1on1という言葉は非常にキャッチーでわかりやすいので良いと思います。言葉を変えただけで、実態はコーチングやメンタリングの新たな形の一種だと考えることもできます。

SNSスマホなどデジタルツールが発展する一方で、デジタル一辺倒ではなくアナログの方がむしろ効率が良い場面が徐々に明らかになってきているような気がしています。チャットでも可能かもしれませんが対面や電話の方が情報量が多いので効率がいいということが多々あります。

1on1でいうと、短い時間で対面で行うというのがポイントなのかもしれません。

人と人との関わりですから、こういう形でなければならないという正解はありません。つまるところ1on1という形式よりも、人と人との関わり方やコミュニケーションが成否を分けるポイントになるのだと思います。