条件付き思考によって効率が落ちる

「コーヒーを飲んだら仕事に取りかかろう」とか、「お金ができたら独立しよう」という考えは誰もが日常的にしているものだと思います。

プログラミングでいうとif文と呼ばれる、「もし〜なら〜する」という思考が実は活動の効率を下げているのではないかと考えています。

単純に考えて、「〜なら」で1つのアクション、「〜する」 でもう一つのアクションというように、二倍のアクションをしているのかもしれないのです。

条件をつけず、やるべきことを無条件にやるということが仕事を進める上ではより効率が良いのではないかと思います。

やる気が出ないという人へのアドバイスとして、「まず手をつけてみること。やっていくうちに気分が乗ってくるのだ」というものがあります。これも「もしやる気がでたら」という条件をなくして、無条件にやるべき行動に移すというものだと考えられます。

小さな条件つきアクションも積み重なると無視できない心理コストになって活動を阻害していきます。if文で活動しない習慣をつけていくのがよいのかもしれません。