教育と勉強を分けて考える

教育という言葉自体を再定義しなくてはいけないのではないかと考えています。

教育というとまず勉強というものがあって、勉強とはテストの点数で評価されるものであるという考えが根強いかもしれません。

そうではなく、ひとことで言うなら「将来役に立つこと」であれば何でも教育のカリキュラムとしてふさわしいのだと思います。

これは保護者もその他の大人も誰もが納得することではないでしょうか。学歴を重視する家庭もそうでない家庭でも同じことだと思います。

中教審答申には「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」と記載されています。ちょっと言葉が難しいですが、要するに社会に出てもうまく過ごせたらいいですよねという話です。

勉強以外の、自然とふれあうことなどの活動や人とのコミュニケーションも重要です。

勉強も、それ以外の活動も必要だということは強調しておかなければならないと思います。

学校の勉強が全てではないと言って教科の勉強を切り捨てるのはもったいないことです。教科の勉強にも学ぶ意義があり、それは必ずしもペーパーテストの点数を取ることと同じではないというところが難しいかもしれません。