大人しくても自分との対話が活発な人

対話によって共通認識が作りだされ、知が生まれます。自分の頭の中だけのアイディアが他人との対話の中で洗練されていくということも多々あります。

教科の学習であっても同じで、一方的に教えられるのではなく先生や同級生と対話ができるればもちろん良いことです。それに加えて、他人との対話だけでなく、自分との対話でも良い効果があります。

声に出さないとしても「これであっているのだろうか」「この言葉の意味はなんだろうか」などと頭の中で自分と対話をすることが、思考をより深く質の高いものにします。

教科書を読んだりペーパーテストを解いたりする孤独な勉強においても、自分と対話を活発にすることができます。

見た目は大人しい人でも自分自身との対話をたくさんしている人は思慮深くしっかりしている印象があります。

対話が多ければ多いほど洗練された思考になっていきます。少し気をつけるだけで自分との対話は増やすことができるので、習慣づけられると非常に強力な武器になるのではないでしょうか。