4択問題の正解でない3つの肢を見る

主体性とは何かという問いには人それぞれの答えがあると思いますが、私は言われていないことをやるのが主体性だと考えています。

勉強で言うならば、4択問題で正解の選択肢に注目して勉強するのは主体的とまでは言えません。正解でない残りの3つの選択肢に注目して、「何が違うのか」「どうやったら正解になるか」を考えたり調べたりするのが主体的な勉強だと考えられます。

問題で要求されるのは最も適切なものを選ぶことです。正解を選ぶことだけすれば良いかのように見えます。しかし要求されていないことを、要求されている以上の水準でやるということが重要であり、生きていく上では非常に強みになるのではないかと思います。

仕事に置き換えても同じで、相手が期待することをやるのは妥当ですが期待以上のものを返すことができるというのは非常に価値があります。

そのような主体性を育むような勉強の方法を身につけたいものです。