環境を整えるところまでで終わり

塾という場所は、楽しそうに勉強できる快適な環境を作ったらそれで終わりだと思っています。

環境というのは物質的なものだけでなく、人間同士の関わり方も含めての環境です。

快適な環境があれば生徒たちは自然と考えたり工夫したりしながら学びはじめます

それを大人の自己満足のために阻害するべきではないと考えています。保護者や先生の求める勉強の成果はペーパーテストであることが多いですが、そうなると勉強の方法は覚えることに偏りすぎます。言い方を変えると暗記をすることだけが勉強だと刷り込まれる可能性があります。

覚える以外の部分、考えたり感じたりするためには主体性や自己肯定感が必要です。生徒もそれぞれ考えていることはありますが、環境によってはそれを表現しづらいということもあります。

大人は楽しそうな環境を作り込むことに集中して、それ以上は踏み込むまないことが理想だとかんがえています。