ナチュラルなIQでいい

毎回のテストの点数の高い低いとか、いかにいい学校に入るかに一喜一憂するのに時代が疲れを見せ始めているような気がします。競争、管理などギスギスしたものが嫌になってくる時があるのだと思います。

そのような背景も考えると、発想としては生まれ持った自然なIQや学力を受け入れるという考え方もあってもいいのではないかと思っています。無理に成績を上げようと苦しんだりすることをせず、受験に関しても自分のほどほどの努力で合格できる学校に入るという姿勢を認めてもいいのではないかと思います。

IQとペーパーテストの学力は相関関係があるといわれ、IQの70〜80%は遺伝という話もあります。IQを無理やり上げることはできないと考えると、偏差値が高いことが絶対的に良いことなのではなく、自分なりの基準を見つけることの方が重要なのかもしれません。

よりよく生きたい気持ちは誰しも持つものですが、そのための手段がより高い能力を求めることではなく、自分のナチュラルな能力を受け入れてそこからほどよく成長できるようにがんばってみるのも良いのではないでしょうか。