ポジティブな感情・感覚は必須

学習において楽しい・快適などのポジティブな感情は、あれば尚よいのではなく、必須なことと考えて工夫していくのが良いと考えています。

言われたとおりにやり、苦しんだ先に成果があるという固定観念がどうしても楽しさや快適さを拒んでしまうことがあるかもしれません。しかしポジティブな感情は必要ないというのは受け身で勉強していてもいいということにもつながります。

楽しい感覚があると学習効率が良いというのは誰もが直感的にわかることだと思います。遊びやスポーツの技能はだれから指示されるわけでもなく、高度なことでも自然に習得できてしまいます。

人間の脳は感情を伴ったことがらを記憶しやすいようにできているという話もあります。

ポジティブな感情はおまけではなく必須なことであり、楽しくできるように工夫しないのは大人の怠慢であるというくらいの心構えで環境を整えていきたいと思っています。