目に見えないものを評価する

授業において自己評価を引き出すことがなぜ重要かというと、思考や感情など自己評価以外では表面化しないことがあるからです。

成績、つまりマルバツや点数という目に見えるものを評価するのであれば、コンピュータに任せればよいのではないでしょうか。

考える、感じる

考えること、感じることをもっと評価していく必要があります。たとえば問題を考えて解いた結果、バツだったとしてもそれは失敗ではありません。むしろ成長です。

何かを知って楽しいと感じること、これも成長であり、勉強をする生徒を励まし学習を促進するものです。

人間にできることは

生身の人間に何ができるのかということを考えた時、マルバツをつけたり点数化すること以外のことに力を入れる必要があると思うのです。

マルバツをつけてテストで点数を出すという、いわゆる普通の勉強をしていたら評価されない部分をきっちり評価して、学習を促進していくのが人間にしかできない仕事なのかもしれません。