課題意識を根付かさせる

勉強する時に自分で課題設定する意義は、自立を促すことです。言われたからやるという習慣から脱却して、自分から課題を見つけることで自立する姿勢が身につきます。

課題設定は「何をやるか」だけでなく「なぜこれをやるか」まで考えてもらいます。どんな理由でも、根拠を何か1つ添えることは意義があります。そして何のためにやっているのかをこまめに確認することで本当に価値のあることを確認する癖がつきます。

誰かの指示通りにやっても結局は他人事ですから、少しずつ疑問が蓄積していくものです。その結果ある日突然「こんなことやる意味あるのか」という大きな疑問にぶつかることがあります。負債は小さいうちにコツコツ解消していく方が良いです。

言われたことを従順にこなすのが良いことだという価値観は崩れてきています。

自立を促すために生徒自身が課題設定をすること、大人はそれを引き出す工夫をすることが必要だと考えています。