勉強は本来形のないもの

勉強においては、覚えることだけでなく考えることや感じることも重要です。

勉強=テストという考えを捨てて、勉強は形がなく、目に見えないものだという前提をベースにしてはどうかと思います。

指導者側はこれまで勉強の成果をどうやって形にして視覚化するかに並大抵でない努力を積み重ねてきました。そしてあまりにもマルバツや点数、順位という形にすることに慣れて、固定観念になっているのかもしれません。

しかし、形にできて採点可能なものというのは、どうしても覚えることに偏ってしまいがちです。考えること、感じることは置き去りにされがちです。どうやって思考して、何を感じたかは、マルバツによる採点には相性が悪いものです。

勉強は形のないものだという前提をベースにすると、色々な評価やアセスメントの方法が考えられます。その中の一つとして、ペーパーテストで形にできるのは素晴らしいことだととらえることができるような気がします。