肯定から入る勉強にしよう

大人の社会では当たり前のことが、教育の場では当たり前ではないということが多々あります。特に子ども相手であれば抑圧しても許されるという場面がよく見られます。

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勉強に関していうと、全体として否定から入ることが多すぎると感じています。

たとえば「基準点をクリアしていないから再テスト」「宿題が期限に間に合っていないからダメ」というような否定が多すぎる気がしています。

定期テストでも、間違っているところに「〇〇だからバツ」と書かれることはあっても「〇〇だからマル」と書かれることがほとんどないのはどういうことでしょうか。

大人のコミュニケーションとして、否定から入るのは良くないというのはあちこちで耳にすることで、みなさん気をつけているはずです。

生徒たちの勉強に関しても、肯定することをベースにして、たまに例外的に否定的なことも言う、というくらいの気持ちで関わるのが合理的ではないでしょうか。