成功から超然へ

成功とか目標達成という考え方になんとなく違和感を感じるようになりました。

数字や成果を求めることがあまりカッコイイことだとは思えません。自分がやりたいと思うことをやるのが一番で、そのやりたい事とは何なのかを追求する方向に考えが向いています。

たとえば経営に関していえば、最初はファイナンスのことなど何もわからない状態からはじまって、徐々に売上や利益など数字としての成果が出せるようになっていきます。しかしある程度自分で納得できる成果を出したあとに残るのは、ある種の倦怠感です。

本当に数字を追いかけることが正しいことだったのか、疑問に思ってふと振り返ることがあるのです。

成功がゴールではなく、成功の後には成果に振り回されない、超然とした状態を目指していくものなのではないでしょうか。

数字を手放し他人と比べず、自分の内面と向き合うことでしか満足感は得られないのだと思います。