勉強は「評価される」から「評価する」へ

評価基準を他人が決め、それを満たすように自分が勉強するということではなく、自分が自分を評価する側に回るように方向転換していく方が良いのではないかと考えています。

他人が決めてくれたレールを走るのは、考える必要がないのである意味でラクなのかもしれません。

ただしそのようにして行った勉強が、学び自体ではなく評価を得るための小手先のテクニックに成り下がっていないか、という心配があります。

自分が自分を評価するというのは、ただの自慢に見える可能性もあることなので、最も論理性が必要とされるものです。

自分で評価して良いとなればあまりにも自由度が高いので、ある種の恐怖を感じる可能性があります。生徒も周りの大人もためらって抵抗を感じるかもしれません。

ただし大人は、生徒はその難しいことを成し遂げられる能力があると信じて見守るべきで、手を出してはいけないと思います。