大人は勉強法ではなく見守り方を学ぶ

保護者や大人は勉強法を熱心に調べるよりも、見守り方を学ぶ方が良いのかもしれません。

よく「親と子の勉強法」などいうタイトルの本が売られています。合理的な暗記法や、どういう教材を使ったら良いかがこと細かに説明されています。

そういう本を買い求める親心も非常に理解できますが、実際には細かいテクニックを大人から指導されることを嫌がり、自分なりのやり方でやってみたいと思う生徒の方が多いのではないでしょうか。

小学校高学年以上になると、単に手をかけて可愛がることが愛情表現ではないようになってきます。

そういった「少し若いだけの大人」に対しては、信頼して手を出さず見守ることが最高の愛情表現になります。

これは保護者だけに限ったことではなく、塾の先生でも同じことで、自分が正しいと思う方法を大きい声で語ることが愛情ではなく、見守ることが愛情表現になるのではないでしょうか。