政治をよくする前に教育の質を高める

失礼な言い方かもしれませんが、幸福度の高い国の政治家たちが質の高い政治家だとはとても思えません。いわゆる普通の政治家で、どこの国も同じようなものです。

違うのは国民がものごとをどう捉えるかと、心の在り方だと思います。悪いことばかりにフォーカスして良いところを見ないのであれば、どんな政治も悪く見えます。

国を良くするために政治改革ということが叫ばれていますが、所得や学力を増やしても幸福になれない今の日本を考えると、政治が良くなっても幸福度は上がらないのではないでしょうか。

政治よりも、教育に力を注ぐべきだと考えています。その教育というのも、ただ所得を増やしたり物質的に満たされるための教育ではなく、内面を豊かにするための教育が求められています。

今の日本の持つプライドが、新しい価値観を受け入れることを拒絶しているような気がします。いよいよ国として衰退を迎えようとしている中で、過去の栄光にすがることができなくなってきているのではないでしょうか。