夢とか目標とかいう苦痛

将来の夢についての話題は生徒からものすごく評判が悪いです。経済感覚を養わないままにキャリア教育という言葉が独り歩きしている感があります。

学校でお金のことについて学ぶことができないまま、社会に出てからいきなりビジネス感覚を問われることになるというのも酷な話ではあります。

接点が少ない

生徒は給与や生活するのに必要なお金に関する接点がないので、夢や目標の候補がまず頭に思い浮かばないのではないかと思います。

やってできる気がしない

夢を語れるのは、自己肯定感の高い生徒だけです。多くの生徒は「何をやってもムダ」「今の自分に価値があるのか」という自己否定感を持っているようです。

まず今の自分を受け入れること、自己肯定感のベースを構築することが必要です。

考えるのも語るのも苦しい

これらの状況から考えても、将来の夢について語るのは苦痛であるという生徒の意見も納得できるような気がします。