自己肯定感が高すぎるのも困りもの?
自己肯定感とは無条件で今の自分を認められる感覚のことを指します。2016年以降、教育関係者以外にも広く知られる言葉になり、今後ますます周知されていくものと思われます。
高すぎるのは悪いことなのか
結論から言うと、自己肯定感が高すぎることが直接的に問題になることはありません。
勘違いされがちですが、「自分は何でもできる」とか「自分は他人よりも優れている」というようないわゆる”自惚れ”は自己肯定感とは呼びません。
自分は他の人より優れている、というのは条件付きの肯定だからです。
自己肯定感とはありのままの自分を認められるということですから、良いところは良い、悪いところは悪いと認められます。
ですから、自己肯定感が高いせいで他人の意見を聞き入れられないというようなことはありません。
他人の意見を受け入れたり、リスクのあることに挑戦できるのも、ありのままの自分を肯定できるという心の安定があってこそできるのです。