大人の自己肯定感が低かったら
子どもの自己肯定感が低いということがメディアやネットで取り上げられています。
子どもたちと接する大人はどうでしょうか?自己肯定感の低い大人が教育に関わることで、さらに自己肯定感の低い子どもが育てられてしまうという負のスパイラルに入っていないでしょうか。
定義に基づいて
自己肯定感の定義は、ありのままの自己を受け入れて認めることができるというものです。
もし大人が自分自身の自己肯定感が低いと思うのなら、それ自体をしっかり認められればそれでいいのです。
「自己肯定感が低い」というありのままの自分を受け入れられるのなら、それは自己肯定感があるというメタ構造になっています。
私個人としては
今の私自身はどうかというと、決して自己肯定感が高いとは言えませんが、かつてはもっと低かったと思います。お金をいただくほどの仕事をしているか、誰かの役に立たなければ生きている価値がないのではないか、とか色々な不安を感じていました。
20代で色々な考えに触れるにつれ、自己と他者の境界がなくなってきたので、客観的に見た自分の良いところ悪いところを認められるようになってきています。
ある意味では諦めのようなものが、私にとっては自己肯定感を育んでくれました。