小学一年生の時に感じたワクワクを
本来勉強はそれほどイヤなものではないはずです。
「先生、宿題をください!」
生徒と話していて興味深かったのが、「小学一年の勉強のワクワク感を取り戻したい!」と言っていたことでした。
その当時は学校や勉強が楽しくて、先生に「宿題出ないんですか」と聞いたくらいだと言います。
しかしどこかのタイミングで、ツラくストレスの高いものに変わってしまったのだということでした。
クイズ番組が嫌いな人はどれくらいいるか
何かを知るということは楽しいことですが、本当に勉強そのものが嫌いな人もわずかにいるはずです。
ただし、知ることが嫌いなのであればテレビのクイズ番組も嫌いなはずです。そうであるならば、勉強がイヤだと思っている人と、クイズ番組が嫌いな人の数はほぼ同じはずです。
実際に比べたら勉強がイヤという人の数が圧倒的に多いような感じがします。
つまり、知ること自体は嫌いではないけど、どこかでネガティブな体験をして嫌いになってしまったということではないでしょうか。
勉強はそもそもツラいものだから仕方ない、という意見もありますが、そうとも言い切れないなと思っています。