将来役立つレベルの学習を

英語を4技能のスキルで評価する英語教育改革が叫ばれています。英語を学習し始める学齢も下がっていきます。

よく言われるのが、英語の受験勉強を6年間一生懸命やっているのに、ほとんどの人が実用的に使えるレベルに達していないという、これまでの英語教育への反省です。

いままでのように細かい文法を覚えるよりも、伝わる英語を使ってコミュニケーションを取ることの方が重要だという大きな流れがあります。

これは英語だけでなく、他の教科も同じなのではないかと思います。

教科の学習も1点刻みのペーパーテストでいかに点数を取るかを競うよりも、将来大人になった時に役立つような勉強の仕方に方針転換してもいいのかもしれません。

自己肯定感を高めることや、学ぶ方法を学ぶというような、将来生きる上で役立つ学習を重点をおいて、それに並列するような形で知識・技能の習得という位置づけをしてもよいのではないでしょうか。

そうなると、今まで普通だと思っていたギラギラした厳しいレベルの勉強ではなく、もっとゆるく楽しい勉強にスポットライトがあたるような気がします。