抑圧するからメンタルが弱くなる
生徒と接していて、常日頃感じるのは、結構大人から抑圧を受けているなぁという感覚です。
古今東西、その年令においてはみんな同じようなものなのか、それとも現代日本特有のものなのかはっきりとはわかりません。
選択できないという辛さ
現代の若者はメンタルが弱いとか打たれ弱いとも言われます。
打たれ弱さというのを、「選択できない」という言葉に言い換えることができるのではないかと思っています。
一つのことでダメだったら、別のことを選択してやってみるという考えることが難しいということです。
学校生活で言うと、テストの成績が悪かったら部活や趣味など他のことでがんばろうと考えることが、なかなか難しいのではないかということです。
優秀な人や大人にとってそんなことできて当たり前だと思っていて、理解できないからこそ子どもたちは苦しむのではないかと思います。
指示命令によって自由な選択のチャンスが奪われる
大人の言うことが正しいという管理体制に縛られて、選択するチャンス自体が少ないので、何かを選択するトレーニングができていないのではないかと考えられます。
自己肯定感が低いというのもこのあたりに原因があるのではないでしょうか。