宿題をなくして熱中する趣味にあてる効果

数値化したり評価したりするのは難しいのですが、何かに熱中する体験は非常に重要です。

学生のうちに熱中する内容は周りの大人から見るとくだらないことも多いので、あまり感心されないことが多いものです。

誰しも熱中する才能をもっているにもかかわらず、成長の途中のどこかで、熱中する感覚を奪われてしまうというのは人生の大きな損失だと思います。

指示されたことを正確にこなす能力があっても、深い集中状態を体験したことがないというのはとてももったいないことだと思います。

従順さを養うよりも、熱中して取り組む感覚を養う方が重要ではないでしょうか。

熱中する能力は、もちろん人生でも役に立ちますし、受験勉強のようなやらなければならないことにも同じように役立ちます。

そこで考えるのは、学校の宿題についてです。宿題が何かしらプラスになるものだったらもちろん良いのですが、単なる作業にしかなっていないのであれば、なくしてしまう方法も考えられるのではないかと思います。

年間に直すと数百時間になるであろう宿題をこなす時間を、没頭できる趣味の時間にあてた方が集中力を養うことができますし、豊かな人生になるのではないかと考えています。